あまり読まれたくない、書かなくてもいい話

日々改良に励んでいる私のブログですが、昨日はランキングサイトに登録してきましたよ!
やっぱ誰にも見てもらえてないって寂しいですね(;^ω^)
なんとか改良しようと思って日々試行錯誤しております。

まぁそんな今日なのですがよりによってこの記事書くんかい!

って思いましたよねw
もっと前向きな記事書こうよ!今日ぐらいは!

でも書かずにはいられないので書いていこうと思います。
3つあるのですが1つはお客様へ、もう一つは営業について
最後には不動産のネットシステムについて

この記事では

  • こういうことをすると不動産屋に嫌われる
  • こういう営業の態度は良くないな
  • な~んだ、マジでぐちじゃねえか

と思ってくれればいいです(最後のはなんなんだろう)

では早速どうぞ!

分かっていない客

一週間ぐらい前の事です。電話で問い合わせがありました。

お客様
お客様

すいません。土地を探しているのですが。

Saeki
Saeki

なんか嫌な予感するな・・・とりあえず話してみるか。

Saeki
Saeki

お問い合わせありがとうございます。
ネット上の物件はほぼご紹介できます。

どういった物件をお探しでしょうか?

お客様
お客様

ネットに載ってない物件が欲しいんです。

何かありませんか?

これ以上は聞きませんでした。『ありません』とだけ答えて失礼。
ぶっちゃけなかったですからね。
何に私があきれているか分かりますか?

おそらくこのお客様はネットに載ってない物件=『いい物件』を探しているのでしょう。
掘り出し物みたいな物件ですね。

そんなものはないのw

皆様ももしお客様として行くなら注意してください。
『ちょうどいい物件があるんですよ~!!』とか言ってきたら
不動産屋にのせられてしまいます。

もしそういった『すごくお得な掘り出し物』のような物件があったとしても
私はこのお客様には多分紹介しなかったんじゃないかな、と思ってます。
理由は『なんでいきなり電話してきた人に掘り出し物のような物件を紹介するのか』
ということですね。

ちょっと古風かもしれませんが、人付き合いあっての商売です。
電話でちょっと問い合わせてくれた方より直接来店されたお客様
それよりも接触頻度が高いお客様に良くしてあげようというのが人情かと思います。

このお客様はもしかすると藁にも縋る思いだったかもしれませんが
私は出来る限り相手にしたくないですね。

こういうお客様を見ると『あ~、当分決まらないだろうな』と思ってしまいます。
割高とか気にしちゃってなかなか買えないお客様もたくさん見てきました。
『何のために買うのか』というのも大事だと思いますよ。
そりゃあ不動産屋が転売目的で買うなら少しでも安く買わないと採算取れませんが
大切なご家族のために!とかあるんですよね?

家族が、あなたが幸せな暮らしをできるか!が一番大切だと思います。
その物件を買うことで望みが果たせるのか!

結局人間の脳は買ったものに満足する理由をつけるそうです。
例えば衝動的に買った服とかでも
『いや、これは必要な服だから』とか後付けの理由をつけたりしませんか?
私は本ならよくあります。『我慢すると精神衛生上悪い!』とか
意味わからん理由で納得したりしますw(自重しろ)

あんまり高すぎるとか相場と不釣り合いな物件をつかまされると大変ですが
そのために我々がいますからね。信頼できる不動産屋を探しましょう。
まぁそれもそれで難しいんだが。
しっかり話を聞いてくれる、良い不動産屋に巡り合えるといいですね。

営業の態度

事の発端は12月の中旬。
銀行の営業マンがあいさつ回りで来店しました。
ようやくコロナが落ち着き、営業訪問が解禁されたそうです。

初めて会う営業さんだったのですが、しばらくした話し込んで本題に入ります。
『事業資金を借りる気はありませんか?』と。
正直『今はそんなに資金繰りに困ってないしな~』と思ってましたが
『関係づくりにどうですか?』と勧められたので

創業間もない私でも借りれるなら借りておこう!
金利は少し高いけど、銀行との実績と関係づくりのために!
ということで話は進みました。

年末に打ち合わせをして、新年が明けてから書類を集めようということに。
担当の方にも『年始はバタバタするかもしれないから、第2週には提出できるようにします。』
といって打ち合わせは終了しました。

年が明けて。
最初の定休日(水曜日)は休みを入れて整体に行ってました。
そこにこの銀行員から連絡が入ります。

『あけましておめでとうございます。書類集めは順調ですか?』

もうほぼ集まっていたためその旨伝えましたが、休みだからモヤっとします。
別にいいんですけどね。よくあることだし。
翌日の木曜日には提出しましたよ。優秀ですね。

次に連絡が来たのはこれまた水曜日【定休日】でした。
水曜日好きなんですかね。

『書類確認しました。明日銀行に来てください。手続きしましょう。』

もう面倒くさかったですね。融資が必要って訳でもなかったので余計心象悪かったですね。
後に金融関係勤務の友人にこのことを相談するのですが
『不動産屋に連絡するなら水、土、日は絶対外す』
と話してたので、ある程度配慮できる方は気を遣うそうです。

断ろうかどうしようか、5分5分のまま銀行へ。
約束時間の10分前に銀行についたところで営業マンから電話が。

『すいません。今日同席することができなくなったので、別の○○というものが対応します。』

もう無理だな・・・と思った瞬間でした。
○○さんは巻き添えを食らいました。
なるべくオブラートに包んで契約しない旨を伝えましたよ。

こっちの事は一切考えない営業スタイル
やたら強引に進める資料集め。(営業的には正しいのでしょうが、心象が悪すぎた。
きっとそれまでの信頼関係の築き方に問題があったんでしょう。)
直前での都合の悪いから担当変更の電話

なんか少し未来が見えた気がしました。皆さんも嫌じゃないですか?
例えば私が家を売って、直前までニコニコ愛想よくしていたのに
契約書に印鑑を押した瞬間冷たくなるような営業マンだったら・・・
残念な話、実際いますけどね。

私にはこの銀行の営業マンがそんな感じの人に見えてしまいました。
まぁ向こうも商売なんでそれぐらいドライで良いかもしれませんが
少なくとも『積極的に関係を築いていこう!!』とはならなかったです。
金利も高いしwww

そんなこんなで10分で銀行を出た私。担当から少しして電話がかかってきました。
預かった書類を返しに来るとのことです。
一応これからもこの銀行とは付き合いもあるし、今回は白紙になったけど
この営業マンも学んでくれればいいなと思っていました。

そしたら営業マンが私に謝りながら一言。
『今回は私がSaekiさんを急がせすぎたのかもしれませんね。。。』

えー・・・(ノД`)・゜・。

違うっての!!

きっとこの方はまた同じようなことで失敗を繰り返すんだろうなと思いました。
失敗の中から”正しく学ぶ”ことも大事なんだなと思った出来事でした。

不動産屋さんの仕組み

沖縄で不動産屋さんを営んでいるのですが
沖縄には独自の不動産検索サイトがあります。

内地(沖縄では日本本島を指す)ではSUUMOとかHOME’Sとかが有名ですよね。
沖縄ではこれらはあまり使われてなくて
『うちなーらいふ』と『Goohome』というサイトが有名です。

沖縄では不動産業界で必要なレインズはあまり機能していなく
同業者も上の2つで物件を探し仲介していくのが一般的かと思います。

とはいえ内地と同じくたくさんの業者が木造住宅を紹介していたりします。
そうなっていくと同じ物件がずらーっと並んでおり
結果としてサイト上がとても見づらくなってます。

どういうことかというと

ざっくり説明するとこんな感じですかね。
上の図のように、大元の建設会社から依頼を受けたり、不動産屋から建設会社にお願いして
物件を紹介、ネット掲載させてもらったりします。
こうして『売り物』を仕入れてきてから、不動産屋は営業するんですね。

ひとつの不動産屋の『仕入れの仕方』となります。

誰が一番困るのか

不動産屋も商売なので、物件を載せないとお客様は来ません。
だからこうなるのは、ある程度仕方ないのかもしれませんね。

ところで困るのは誰か?

このシステムでは広告にお金をかけられない中小の不動産屋も困りますが
一番困るのはお客様かと思います。
探したい情報に辿り着けない、なんてこともあるんですよね。
『同じ物件ばっかりでうんざり!!!』なんてことにもなりかねません。

私はそれが嫌で、『どの業者でも紹介していいよ!』となっている
大手の業者さんの物件は掲載していません。

広告費がないという理由もありますが
単にお客様が見ずらい』という事につながる行為はしたくない!
というのが根底にあります。
決してさぼってるわけではありませんw

ネットは便利になっていく半面で需要が少なくなっていくと思います。
厳密には分散していくんでしょうね。
ニーズの細分化によってネットのアクセスは色々なところに分散していくんでしょう。

先の話にも繋がりますが、”希少物件のみ”みたいな不動産サイトも出てくるかもしれません。
”厳選”とか”希少”とか、不動産屋は使っちゃいけないんですが
うまくかいくぐって広告を出すでしょう。

これからもどうなるか楽しみですね。

記事のタイトル

この記事を書き終わって、タイトルを書きなおしたくなりました。

最初は『不動産屋のぐち』というタイトルだったのですが
段々と『内容的にあまり読んでほしくないなぁ』と思ったので
今回のタイトルである『あまり読まれたくない、書かなくてもいい話』になりました。

所々で私の評価を下げるような内容となっている気がするのですが
『あまり話したくないことを話せる』と言うのがネットの世界でもありますし
ブログはまさにそんなコミュニティだと思っています。

あくまでぐちなので恐縮ですが、人間性を伝えるうえで
たまにはこういう記事もいいんじゃないかと思った次第です。
そしてこういった記事が増えないよう、以後気を付けますw

お読みいただきありがとうございました。

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